【DeNA】楽天からトレードの森原が入団会見 「前向きにバリバリやってやる」 中継ぎとして期待

中継ぎとして期待される森原(球団提供)

 楽天からトレードで横浜DeNAに加入した森原康平投手(30)=185センチ、88キロ、右投げ左打ち=が31日、オンラインで入団会見し、「最初はびっくりしたが、今は前向きにバリバリやってやろうという気持ち」と意気込みを語った。背番号は68。

 中継ぎとして期待される森原は「真っすぐに自信がある。三振にこだわっているので、三振が取れるような投球をしたい」と気合十分。三嶋、田中健、クリスキーを負傷で欠き、エスコバーと伊勢がともにセ・リーグ最多の登板数に上るなど負担が大きくなっている救援陣に、実績のある右腕が加わる。

 降雨と新型コロナウイルス感染拡大の影響でここまで13試合が延期となっており、シーズン終盤は過密日程が見込まれている。同席した三原一晃球団代表は「試合が後半に流れているので、中継ぎの力は必要になってくる」と期待した。

 プロ6年目の森原は、広島・山陽高、近大工学部から新日鉄住金広畑(現日本製鉄広畑)を経て17年に楽天にドラフト5位で入団。19年に64試合に登板して29ホールドをマークするなど主に中継ぎで活躍してきた。1月に右肘のクリーニング手術を受けた今季は、3試合で1ホールド、防御率0.00。通算成績は177試合で8勝10敗4セーブ、49ホールド、防御率3.67。

© 株式会社神奈川新聞社