自殺した検事 遺族が再発防止訴え 広島地検に公務災害申請中 

3年前、広島地検の男性検事が自殺した問題で、公務災害の認定を求めている遺族らが記者会見を開き再発防止などを訴えました。

2019年12月、広島地検の男性検事が広島市内の自宅で自殺しているのが見つかりました。

遺族らは男性検事が日常的な長時間労働に加え、上司から「修習生以下」などと叱責を受けたことなどが原因だったとして去年、広島地検に対して公務災害の認定を申請しています。

遺族「もう今となっては子どもは帰ってきませんけど、今も検察で働かれている方が多々いらっしゃる。私ども家族のような悲しい思いというか、つらい思いを二度としていただきたくない」

代理人によりますと今後、公務災害が認定されれば、国家賠償請求することも検討しているということです。

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