世界平和統一家庭連合（旧統一教会）と政治家との関係が指摘されている問題を巡り、参院選の比例代表で当選し3年ぶりに国政復帰した自民党の井上義行参院議員が初登庁した3日、国会などで取材に応じた。井上氏は自身が信徒ではなく「賛同会員」であり寄付なども受けていないとした上で、「お騒がせし、心配をかけていることをおわびする」とのコメントを同日発表した。
井上氏は賛同会員になった理由に、自身の政策に賛同が得られたことを挙げた一方で、自身も「（旧統一教会の）理念に賛同した」と強調。賛同会員は信徒ではなく「お金のやりとり、依頼はない」とし、今後については「党と相談して対応したい」と述べた。辞職については否定した。
