敵から逃げ切った?白っぽいカエル 那須野が原博物館で展示

アルビノのカエル

 那須塩原市三島5丁目の那須野が原博物館で、白っぽいニホンアマガエルが展示されている。

 同市三区町の市民が7月末に自宅の庭で発見した。体長は2センチほど。色素が欠乏したアルビノとみられる。ニホンアマガエルの寿命は5年ほどで、同館は当面の間、展示する予定としている。

 両生類などに詳しい同館の梨木之正(なしきゆきまさ)学芸職員(39)は「体色が明るいため外敵に見つかりやすく、成体まで育つ個体は珍しい」と話している。

アルビノのカエル

© 株式会社下野新聞社