【小山】市地域おこし協力隊の横山賢(よこやまけん)さん(38)と市出身の書道家古川司裕(ふるかわしゆう)さん(30)が6日、中央町2丁目の空き家で、塀などにアートを施す市民参加のワークショップを開催した。
市民自らまちづくりに関わることで街に愛着を持てるようにするとともに、アートに触れてもらおうと企画した。
会場となった空き家は、にぎわい創出を目的に横山さんがテナントとして活用する予定で、現在改修中。ワークショップには約20人の市民が参加し、塀などに黒のペンキを着けたゴムボールを投げつけたり、筆でペンキを飛ばしたりするなど、偶然を生かして出来上がるアートを楽しんだ。
家族4人で参加した小山第一小5年立堀環太(たてぼりかんた)君(10)は「普段はできないことを自由にできて楽しかった」と笑った。古川さんは「アートで地元に貢献しようと思い開催した。楽しんでもらえたらうれしい」と話した。