元イスラエル空軍兵士、ダニー・ネフセタイさんが大阪・生野にやってくる

「国のために死ぬのはすばらしい?」と問いかけた講演会が8月9日夜、大阪市生野区桃谷の大阪聖和教会で開かれる。講師は元イスラエルの空軍兵士で、脱原発を訴える埼玉県在住の木製家具職人のダニー・ネフセタイさん。全国で平和・人権をテーマに講演しており、生野区での講演がこの夏、実現する。(新聞うずみ火 矢野宏)

ダニーさんは1957年、イスラエル生まれで、徴兵制により3年間、空軍に所属した。イスラエルでは幼い時から「国のために死ぬのはすばらしいこと」と教育されている。兵役を終えて旅に出たダニーさんは、世界の価値観に触れる中で戦争を繰り返す自国の政治に疑問を持つようになる。講演では祖国イスラエルの話を交えながら「なぜイスラエルは戦争という手段を捨てられないのか」「日本はなぜ憲法9条を変えたがるのか」などをテーマに、平和論を語る予定だ。

ダニさんの著書「国のために死ぬのはすばらしい?」

また、東日本大震災避難者の会「Thanks&Dream」(サンドリ)を主宰する森松明希子さんがゲスト出演する。

記念講演は午後6時~。参加費1500円。問い合わせは、主催のダニー・ネフセタイさんを囲む会(FAX06・6961・7576、または

)まで。

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