渡邊圭祐主演で「チェイサーゲーム」が実写ドラマ化。有名ゲームを作る人々の夢・苦労・葛藤をリアルに描く

渡邊圭祐が、テレビ東京ほかでは9月8日にスタートする木ドラ24「チェイサーゲーム」(木曜深夜0:30)で主演を務めることが分かった。

ドラマは「NARUTOーナルトーナルティメット」シリーズや「鬼滅の刃ヒノカミ血風譚」など、数々の人気作の開発を手掛けたゲーム会社「サイバーコネクトツー」が制作し、クリエーティブ業界を中心に波紋を呼んだファミ通.com総プレビュー数約300万回突破の漫画「チェイサーゲーム」を実写化するもの。変革の時代の中、働くすべての人が必ず共感するゲーム開発会社を舞台に、夢・苦労・葛藤が渦巻くお仕事奮闘ドラマとなる。

ゲーム開発会社「ダイナミックドリーム」で働く主人公・新堂龍也(渡邊)は、入社9年目にして中間管理職のプレーイングマネジャーへの昇進を果たす。しかし、やる気に満ちあふれる龍也を待ち受けていたのは、一癖も二癖もあるメンバーばかり。もうすぐ発売の新作ゲームが、主役声優のパパ活疑惑で大幅な変更を迫られたり、発注元のプロデューサーの終わらないパワハラに悩まされたり、問題は尽きない。理想と現実のギャップに徐々に悩み始めた龍也は、ある決断をする。

渡邊は「とてつもなくゲーム開発会社のリアルに寄り添っているであろう原作の実写ということで、心は躍りましたが現実味のある物語だからこそ、ワクワクする展開は多くはないかもしれません。ただ、リアリティーあふれる物語な分、たくさんの個性あふれるキャラクターの皆さまが彩ってくださっています。そんな同僚に振り回されながら、葛藤して成長していく凡人・龍也をご一緒に見守っていただけるとうれしいです」とメッセージを寄せている。

原作の株式会社サイバーコネクトツー・松山洋氏は「ドラマ化にあたって、私自身も原作者として脚本家・監督と一緒に何度も打ち合わせを重ねた上で作り上げた(最適化された)脚本になったと思います。また、本ドラマ撮影の際のゲーム会社の風景はサイバーコネクトツー東京スタジオが実際に使用されています。なのでかなりそのまんまリアルなゲーム会社の現場の姿が映し出されていることになります。ゲーム業界に対するなんの予備知識がなくてもゼロから楽しめる『お仕事ドラマ』になっていると思いますのでぜひ楽しんでください。『見ると胃が痛くなるゲーム業界お仕事ドラマ』発進です!」と見どころを伝えている。

また、監督・脚本も担当する太田勇プロデューサーは「とにかく『生々しい』お話です。お仕事ものドラマというと、ある日突然社長になっちゃったり、社内でクーデターが起きたりと、話が大きくなりがちですが、このドラマは真逆です。30歳のちょっと遅れて管理職になった1人の若者が、サボり癖のある年上の部下に手を焼いたり、やる気のない若手社員に悩まされたり、取引先のハラスメントに悪戦苦闘する日々を描いた話です。舞台はエンタメ業界ですが、どの職場でも似たようなことは毎日起こっていると思います」と内容を紹介。

主演の渡邊については「以前別の現場で一緒になったのですが、キラキラとした見た目とは裏腹にとにかく普通の感覚を持っている方で、ずっと気になる存在でした。主人公・龍也は凡人です。そんな龍也を渡邊くんであれば、自分事に置き換えて演じてもらえると思い、オファーさせていただきました」と明かし、「第3話では、トランスジェンダーのインターン生の話をテーマにしていますが、実際のトランスジェンダーの方に演じていただいています。その方に脚本監修にも入っていただき、何度も意見交換をしました。ゲーム業界のリアルに関しては松山社長と何度もミーティングをさせていただきました。全話通じて、リアリティーのある話になっていると思います」と念入りに準備をしたことを報告している。

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