“千羽鶴”をドレスに 長崎でファッションショー 特別ゲストにルー大柴さん

平和への思いを込めた衣装を着て登場したルー大柴さん(右端)ら=長崎市尾上町、JR長崎駅

 ファッションとアートを通して平和を願うイベント「Pray for Peace Collection2022」が9日、長崎市尾上町のJR長崎駅などであった。タレントのルー大柴さんや被爆者らがモデルとなり、9月23日に開業する西九州新幹線のホームをランウェイに見立て、歩いた。
 実行委主催。年齢や性別、国籍、障害の有無を問わず、全ての人が分け隔てなく楽しめる服を手がけるデザイン事務所「tenbo」が企画し、本県では昨年に続き2回目。
 tenbo代表で、デザイナーの鶴田能史さんが平和や祈りをテーマにした衣装を制作。一般公募で選ばれたモデルが、千羽鶴を用いたドレスなどに身を包み、ホームを歩いた。特別ゲストのルーさんは「平和を願う心のともしび」を表現したスーツで登場。「とてもエキサイトしている。平和への思いを込めてウオークしました」と軽妙なトークで沸かせた。
 ファッションショーは県庁でもあった。

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