3年ぶり帰省にぎわう 「はくたか」100%超えも 上越妙高駅

 お盆を上越地域で過ごす人たちの帰省ラッシュが11日、ピークを迎えた。上越妙高駅には、東京方面からの新幹線が到着するたび、スーツケースやお土産を両手に持った人たちが続々と降り立ち、家族との再会を喜んでいた。

ボストンバッグやスーツケース、お土産の入った袋を持って実家などへ向かう人たち(11日午前10時45分ごろ、上越妙高駅)

 午前10時45分ごろ、東京発金沢行きの「はくたか555号」が到着すると、大勢の帰省客が改札口を通った。東京から帰省する孫を迎えに来た妙高市の男性(78)は「各地にいる家族がお盆にそろう。一家団らんしたい」と喜んだ。上越市へ子どもと帰省した女性(35)は「家族と楽しい時間を過ごしたい」と話していた。
 JR各社によると、はくたか555号の自由席乗車率は130%。午前中は他の「はくたか」も80~90%台と高い乗車率を記録した。
 上信越自動車道をはじめ県内を通る高速道路は同日、目立った渋滞はなかった。

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