九州から沖縄 かなり蒸し暑い状態続く 暑さに慣れている地域でも注意

 15日(月)は西日本を中心に気温が高く、豊岡(兵庫)で38.0℃、穴吹(徳島)で37.8℃、犬飼(大分)で37.4℃を観測した(午後2時20分まで)。あす16日(火)は東日本や東北南部で猛暑となり、関東の内陸は40℃に迫る所がある見込み。引き続き、熱中症など健康管理に注意が必要だ。

 東・西日本は今週のなかばに天気が崩れ、いったん35℃以上の猛暑日地点は少なくなるが、19日(金)以降は再び暑さがぶり返す見通し。特に、南の地方ほど平年より気温が高い傾向で、九州北部(山口県を含む)や九州南部、沖縄・奄美は21日(日)ごろからの5日間ほどはかなり高くなる見通し。このため、気象庁はこれらの地方に「高温に関する早期天候情報」を発表し、農作物や家畜の管理等に注意するよう呼びかけている。熱中症対策など、健康管理にも注意が必要だ。

早期天候情報とは

 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。

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