富士山七合目で下山中に「けがをした」と通報 25歳の米軍人を救助

8月15日午後、富士山須走口登山道で20代のアメリカ人男性から下山中にけがをしたと救助要請がありました。警察と消防が救助に向かい、救助しました。同日は富士宮口でも男性が下山中にけがをして、救助されています。

警察によりますと8月15日午後4時20分ごろ、富士山須走口登山道の七合目付近で「けがをしてしまった」という英語での通報が110番に寄せられました。

けがをしたのは、米軍横田基地=東京都福生市=に所属するアメリカ国籍の男性軍人(25)で、下山の途中で腰と背中を痛めた模様です。

男性は1人で登山をしていたとみられ、通報を受けた静岡県警の山岳遭難救助隊と消防が合同で須走口七合目まで向かい、男性を救助しました。

富士山では同日、富士宮口登山道で、50歳の男性が足にけがをして救助されています。

下山中の救助要請が相次ぐ富士山

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