長崎県諫早市小長井町の山茶花高原に隣接する観光果樹園「横林ブルーベリー園」が収穫の最盛期を迎えている。平地より涼しい標高約430メートルにあり、同園によると、果実の摘み取りは9月中旬まで楽しめそう。晴天が続くと甘みが増すという。
元農業高校教諭の横林和徳さん(76)が、農薬を使用しない栽培方法にこだわり2005年に開園。1ヘクタールの園内にはバランスの良い甘酸っぱさが特長の「ティフブルー」の他、酸味控えめの「ブライトウェル」など、約30品種千本があり、市内外から訪れた多くの家族連れが、完熟した実の収穫を楽しみながらおいしそうに頬張る姿が見られた。
家族4人で訪れた雲仙市の森永隆二さん(51)は「洗わず食べられ、甘くておいしい。コロナ禍で(娘たちの)絵日記に何も描くことがない夏休みになりそうなので、せめて今日は楽しんでもらえれば」と笑顔で話した。
開園時間は午前9時半~午後3時半、入園料大人500円、小中高生300円。事前予約が必要。火曜休み。横林さん(電080.5207.5400)
甘酸っぱい!完熟ブルーベリー摘み 諫早の観光果樹園 9月中旬まで
- Published
- 2022/08/16 10:50 (JST)
- Updated
- 2022/08/16 11:11 (JST)
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