国税庁をかたるSMSやメールで偽サイトへ誘導 国税庁が注意呼び掛け

 国税庁は8月19日、同庁をかたり国税の納付などを求めるショートメッセージ(SMS)やメールが送信され、偽のホームページへ誘導される事例が見つかっていると発表した。同庁は、国税局や税務署を含め、SMSでの案内、国税納付や差し押さえ執行の予告などのメールは送信していないとし、偽サイトにアクセスしないよう注意を呼び掛けている。

 同庁の発表によると、メールでの案内は、新着情報・メールマガジンの配信サービス、e-Tax利用時のメールアドレスを登録をしている場合に限って配信している。偽サイトにアクセスした場合は、被害を受けるおそれがあるとし、国税庁のホームページを利用する際は、URL(https://www.nta.go.jp/)が正しいかどうかを確認して利用するするよう求めている。

© 株式会社福井新聞社