米空軍がオスプレイ飛行停止 県内での訓練は? 陸自機で防衛省「安全に万全期す」

 長崎県内では年数回程度、陸上自衛隊のオスプレイによる飛行訓練が計画されている。米空軍が輸送機CV22オスプレイの飛行を停止した問題を巡り、防衛省は19日、米軍への詳細確認と、陸自オスプレイの点検を今後も続け「飛行の安全に万全を期した上で今後の訓練をしていく」とした。
 防衛省によると米空軍と米海兵隊、陸自のオスプレイは基本的な性能や構造は同じだという。県内での初訓練は先月末に佐世保市の相浦駐屯地などで実施した。今後の訓練については、「時期や回数はそもそも未定」としている。
 陸自オスプレイは木更津駐屯地(千葉県)に暫定配備中。防衛省は佐賀空港への配備を計画している。


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