ヤンキース4安打完封負けを喫して2連敗 後半戦に入って9勝19敗

【ブルージェイズ4-0ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

後半戦に入って大きく負けが先行しているヤンキースは、ブルージェイズ先発のケビン・ゴーズマンの前に打線が沈黙。わずか4安打に封じられ、0対4で完封負けを喫して2連敗となった。7回86球を投げて被安打4、奪三振7、与四球1、無失点の好投を見せたゴーズマンは9勝目(9敗)をマーク。ヤンキース先発のジェイムソン・タイオンは4敗目(11勝)を喫し、ブルージェイズの菊池雄星には登板機会がなかった。

ヤンキースは1回表先頭のルルデス・グリエルJr.が放ったライトへの大飛球を新人オスワルド・カブレラが好捕。ブルージェイズの先制点を阻止したこのプレーで波に乗りたいところだったが、1回裏二死1・2塁のチャンスでアンドリュー・ベニンテンディが凡退し、先制機を逃した。すると、先発のタイオンが3回表に無死2・3塁のピンチを招き、一死後にグリエルJr.のショートゴロの間に先制点を献上。4回表にはテオスカー・ヘルナンデスに18号2ランを浴び、リードを3点に広げられた。

ヤンキースは反撃にきっかけすら掴めず、7回以降はノーヒット。9回表にダニー・ジャンセンの犠飛で1点を追加され、0対4で敗れた。これで後半戦は9勝19敗となり、8月はわずか4勝(13敗)。チーム全体が不調のなか、アーロン・ジャッジは今月出場した16試合で16四球と厳しいマークを受けるようになっており、46号アーチを放ったあと、7試合連続ノーアーチで量産ペースを落としている(シーズン62本塁打ペース)。

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