ペンギンよちよち 親子ら歓声 夏休みてんまや水族園 22日限り

ペンギンが愛らしく歩く姿に見入る家族連れら

 さまざまな環境で生息する海の生き物を集めた「帰ってきた 夏休みてんまや水族園」(RSK山陽放送、山陽新聞社主催)の会期は22日限り。会場の天満屋岡山店6階葦川(いせん)会館(岡山市北区表町)には最終盤の20日も大勢の親子連れらが訪れ、珍しい海の仲間たちとのひとときを楽しんだ。

 「変わった生態の魚」「海底探検」「サンゴ礁の砂浜」といったテーマに分け、約50種600匹を展示。よちよち歩きが愛らしいマゼランペンギンや優雅に泳ぐアオウミガメが特に人気を集め、子どもたちは「かわいい」「思っていたより大きい」と歓声を上げながら家族と水槽の前で記念撮影していた。

 母親と弟の3人で訪れた岡山市立曽根小2年の男児(8)は「ペンギンやオコゼなど初めて見る生き物が多くてもっと調べたくなった。良い思い出になり、夏休みの絵日記に書きたい」と話していた。

 午前10時~午後6時(22日は午後5時まで)。ウミガメの餌やりといった体験型のイベントもある。入場料は中学生以上900円、3歳~小学生600円、2歳以下は無料。

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