待ちに待った小学生球児の夏 下野杯県学童野球が開幕

ベンチからチームメートを応援する球児たち=20日午前10時、矢板運動公園野球場

 小学生球児たちの祭典「下野新聞社杯第53回栃木県学童軟式野球大会」(県野球連盟、下野新聞社主催)は20日、124チームが参加して開幕し、矢板市の矢板運動公園本球場など8会場で1回戦29試合に熱戦を繰り広げた。

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 新型コロナウイルス感染防止のため開会式は3年連続で中止になった。同大会は例年7月末に始まっていたが、2年ぶりの開催となった昨年は、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、延期を経て秋に実施。今回は熱中症予防など暑さ対策のため初めて8月下旬の開幕となり、週末を中心に延べ8日間行う。

 試合は連覇を狙う足利南クラブ(足利)が粘る氏家中央クラブ(さくら)に9-6で逆転勝ちしたほか、坂上クラブ(上三川)、押原BBC(鹿沼)、国府北(栃木)、金丸クラブ(大田原)などが2回戦に駒を進めた。

 大会第2日は21日、芳賀町ひばりが丘公園球場ほかで残りの1回戦30試合を行う。

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