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「水かけ地蔵まつり」で知られる長崎県佐世保市江迎町の寿福寺(松園光基住職)の境内に今年も約170個の風鈴が飾られ、涼やかな音色が訪れる人たちを迎えている。
昨年、コロナ禍で中止になった同まつりの代わりに子どもたちの夏休みの思い出になればと、風鈴を飾り付けた。風鈴は有田焼の磁器製。「コロナが収まったら家族で旅行に行きたい」「水泳が上手になりたい」など江迎小の全児童が書いた願い事の短冊が付いている。
昨年の風鈴は釣り鐘型で強風で割れることが多かったため、茶わん型に取り換えた。同まつりは3年ぶりに開催される。「風鈴も江迎の新たな夏の風物詩になれば」と松園住職。