エンゼルス・大谷4回3失点で8敗目 ウイルス性胃腸炎で途中交代

【エンゼルス0-4タイガース】@コメリカ・パーク

エンゼルスは先発の大谷翔平が4つの四球を与えるなど本調子ではなく、4回5安打3失点で降板。打線もタイガースと同じ7安打を放ちながらも得点圏で8打数0安打と繋がらず、0対4で完封負けを喫した。タイガース先発のエドゥアルド・ロドリゲスは5回4安打無失点で2勝目(3敗)をマーク。大谷は4回85球を投げて被安打5(うち被本塁打1)、奪三振2、与四球4、失点3で8敗目(10勝)を喫し、ウイルス性胃腸炎による途中交代だったことが球団から発表された。

本調子ではない大谷から勝利をもぎ取り、3連戦の勝ち越しを決めたタイガースは、1回裏にライリー・グリーンの初回初球先頭打者アーチとなる4号ソロで1点を先制。2回裏二死満塁のチャンスでは無得点に終わったが、4回裏二死から連続四球で1・2塁とし、ビクター・レイエスのタイムリー三塁打で2点を追加した。エンゼルスの投手が2番手のジミー・ハーゲットに代わった5回裏にはコディ・クレメンスのタイムリー二塁打でさらに1点を追加。投手陣は5人の継投で完封リレーを完成させた。

打者・大谷は「3番・DH」でスタメン出場し、1回表一死1塁の第1打席で四球を選んでチャンスを作ったが、後続が凡退して先制ならず。3回表一死1・2塁のチャンスで回ってきた第2打席はフルカウントから空振り三振に倒れた。5回表一死1・2塁の第3打席で代打カート・スズキを送られて途中交代。1打数0安打1四球1三振で2試合ぶりのノーヒットに終わった。今季の打率は.265、OPSは.873、防御率は2.83となっている。

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