長崎市性暴力訴訟とは

 2007年に当時の長崎市幹部(故人)から取材中に性暴力を受けたとして、女性記者が19年、長崎地裁に提訴。地裁は今年5月、性暴力に職務関連性があり、市は2次被害を防ぐ注意義務に違反したと認定し、市に約1975万円の賠償を命じた。市は控訴せず判決は確定。市議会は田上富久市長を減給とする改正条例などを可決し、田上市長は7月、東京都内で女性に謝罪した。


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