「岡山づくし」新作駅弁試食会 三好野本店開発 穴子や黄ニラ使用

販売中の「黄ニラあなごめしと岡山づくし」

 弁当製造販売の三好野本店(岡山市中区桑野)は22日、岡山県内で開催中の大型観光企画「岡山デスティネーションキャンペーン」(9月末まで)に合わせて開発した駅弁「黄ニラあなごめしと岡山づくし」の試食会を開いた。

 新作は郷土自慢の味覚を満載。焼き穴子と煮穴子をだしの効いたご飯に載せ、特産の黄ニラをトッピングしている。ほかに千屋牛などいずれも県産の素材を使った牛めしや鶏めし、卵焼きに衣を付けた卵かつを詰め、きびだんご串を添えた。1580円。今月からJR岡山駅構内の直営店で扱っている。

 試食会は岡山市役所で開催。味わった大森雅夫市長は「穴子と黄ニラが相性ばっちりでおいしい。ビールにも合いそう」、JR西日本岡山支社の藤原乗将支社長は「鶏肉は脂っこくなくて食べやすく、千屋牛は納得の味。すごく魅力的な商品」と評価した。三好野の若林昭吾社長は「黄ニラをだしじょうゆで煮て弁当にマッチする味に仕上げた。“岡山の味”を大勢に楽しんでほしい」と話した。

岡山市役所であった試食会。藤原支社長(手前左)や大森市長(右)らが味わった

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