【岸田首相コロナ感染】政府、臨時代理は置かず 対面公務復帰は31日

 松野博一官房長官は22日の定例会見で、岸田文雄首相の新型コロナウイルス感染を巡り、「内閣法が定める『首相に事故のある時』に当たらない」として、臨時代理を置かない方針を示した。官邸での対面公務復帰は「発症日から10日間の自宅療養というルールにのっとる」として、今月31日からを予定しているという。

 首相は総理公邸内の私邸で療養中。20日夜に微熱やせきなどの症状が見られたが22日朝の段階では平熱に下がり、せきが少し出る程度という。感染経路は不明で、夏休み中の旅行に同行した警護官らに濃厚接触者はいないとしている。

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