脱炭素向け官民連携 延岡市推進協議会が発足

 脱炭素社会の実現に向け、官民挙げて取り組もうと、宮崎県延岡市脱炭素推進協議会(会長・読谷山洋司市長、22団体)が20日、発足した。脱炭素への機運を高め、連携して取り組みを進める。
 設立総会は市役所であり、オンラインでの参加を含めて14人が出席。今後市が検討する実行計画や具体的な取り組みに関し、共に協議し、情報を共有することを確認した=写真。読谷山市長が、2050年までに二酸化炭素の排出量を実質ゼロにする「ゼロカーボンシティ」を宣言した。
 また、旭化成の久世和資取締役専務執行役員がオンラインで講演。温室効果ガス削減に向けた同社の取り組みを紹介し「自治体や企業の枠を超えた連携が必要。デジタルの力を活用することも大切だ」と訴えた。

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