眼科も遠隔で相談 デジタルで技術革新「ひろしまサンドボックス」 成果を紹介

広島県は、デジタルで技術革新を図っている企業などを支援する「ひろしまサンドボックス」というプロジェクトを展開しています。その成果が紹介されました。

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「ひろしまサンドボックス」では、2018年以降、108件の商品・サービスが開発されています。

24日は、このうち医療・観光・教育など、7つの分野から県内のユーザーに届いている20件がメディアに紹介されました。

こちらは、スマートフォンの通信機能を活用した「眼科遠隔相談サービス」です。

MITAS Medical 北 直史 社長
「今まで眼科に行かないと受けられなかった難しい眼科検査をどこの診療所や医療機関でも眼科医に相談できる」

「これまで眼科へのアクセスが難しかった、特に高齢の方が多い場所に導入されることで、予防治療につながっていく。去年のプロジェクトではそういう結果が得られた」

三次市の青河小学校の複式学級で導入されているのが、こちら。対話型のロボットが、学校で授業をしてくれる技術です。

広島県 イノベーション推進チーム 金田 典子 課長
「デジタルの力は、これから大きなものになっていくと思う。みんなで一緒に課題を解決するために考えていこうと、盛り上げを作るきっかけになるプロジェクトになれば。自分たちにとって(デジタル技術は)身近なものと感じてもらいたい」

これらの商品やサービスを県内の企業などが導入する費用として、広島県は、最大1000万円を支援します。

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