井原市長選28日告示 現新一騎打ちの見通し

(左から)大舌勲氏、高田正弘氏

 任期満了に伴う井原市長選は28日、告示される。これまでに再選を目指す現職の大舌勲氏(63)=同市野上町、新人で元市議会議長の高田正弘氏(75)=同市岩倉町=がいずれも無所属での立候補を表明しており、現新の一騎打ちとなる見通し。

 2005年に旧芳井、美星両町との合併で発足した同市は人口減少に歯止めがかからず、子育て支援や移住・定住の促進が課題となっている。大舌市政の1期目の評価に加え、中心市街地のにぎわい創出や企業誘致による産業の活性化、観光振興なども争点となりそうだ。政党は自民、公明両党が大舌氏の推薦を決めている。

 立候補の届け出は28日午前8時半~午後5時、市役所で受け付ける。投票は9月4日午前7時~午後6時、市内41カ所で行われ、同7時半から市芳井生涯学習センター(同市芳井町吉井)で開票される。

 有権者数(6月21日現在)は3万3333人(男1万5894人、女1万7439人)。

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