8月21日に告示された高山市長選挙には、益田大輔(ますだ・だいすけ)氏(47)、自民党岐阜県連と公明党岐阜県本部が推薦する田中明(たなか・あきら)氏(61)、藤江久子(ふじえ・ひさこ)氏(69)、東康弘(ひがし・やすひろ)氏(58)の無所属新人4名が立候補しました。投開票は8月28日に行われます。
今回は人口減少・少子高齢化対策、コロナ禍で打撃を受けている観光業等の地域産業の振興策などが争点と考えられます。
これからの市政は「誰かが決める」から、「みんなが決める」へ 益田氏
益田氏は福岡県福岡市生まれ、愛媛大学医学部医学科卒業。岐阜大学病院精神科勤務、高山日赤病院心療内科勤務、特定医療法人生仁会須田病院勤務を経て、現在は須田病院精神科医長を務めています。
益田氏は以下の政策を掲げました。
「輝く市民が暮らすまち飛騨高山」を実現したい 田中氏
田中氏は高山市生まれ、東海大学文学部北欧文学科卒業。東京都内の商社勤務を経て高山市に入庁し、海外戦略室長、海外戦略室担当部長、ブランド・海外戦略部長、企画部長、海外戦略部長を歴任しました。現在は株式会社シージェット代表取締役、飛騨・高山観光コンベンション協会専務理事を務めています。
田中氏は以下の政策を掲げました。
市役所を市民の役に立つ所へ、20年の政治経験者として市民に寄り添う市政を実現したい 藤江氏
藤江氏は静岡県磐田市出身、岐阜大学医学部附属看護学校卒業。岐大医学部附属病院(循環器内科、手術室、麻酔科)勤務を経て、2000年から株式会社ケア高山役員、ケアマネジャーを務めています。高山介護事業社連絡協議会、会長などを歴任。1995年から高山市議を通算5期20年務めました。
藤江氏は以下の政策を掲げました。
しがらみのない政治で、飛騨高山にやすらぎとひろがりを 東氏
東氏は高山市生まれ、東京大学工学部卒業、東京大学大学院修了。NTT環境エネルギー研究所主任研究員、JESCO職員を経て、2017年から武蔵野大学非常勤講師を務めています。
東氏は以下の政策を掲げました。