【新型コロナ】川崎市で70代女性死亡、1470人陽性 2施設でクラスター

川崎市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、川崎市は27日、70代女性1人の死亡と、新たに10歳未満~100歳以上の男女1470人の感染が確認されたと発表した。新規感染者のうち1415人の感染経路が不明だった。感染経路が判明している人の内訳は、家庭内感染が24人、陽性者との接触者が31人だった。

 市によると、市内の病院に入院していた多摩区の70代女性は20日に陽性が判明し、24日に誤嚥(ごえん)性肺炎で死亡した。腎疾患や糖尿病などの基礎疾患があり、ワクチンは3回接種していた。

 多摩区の介護老人保健施設で入所者16人と職員1人の陽性が新たに判明。同施設の感染者は計20人となった。川崎区の特別養護老人ホームでも入所者8人の陽性が確認され、市はこの2施設を新たなクラスター(感染者集団)と認定した。

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