エンゼルスが2試合連続完封勝利 大谷は7回109球無失点で11勝目

【エンゼルス2-0ブルージェイズ】@ロジャース・センター

エンゼルスは先発の大谷翔平がブルージェイズ打線を相手に7回2安打9奪三振で無失点に抑える快投を披露。打線は6回表に1点を先制すると、9回表に貴重な1点を追加し、2対0で連日の完封勝利を収めた。支配的なピッチングを見せた大谷は11勝目(8敗)をマーク。エンゼルス2番手のジミー・ハーゲットが2イニングを無失点に抑えて3セーブ目を挙げ、ブルージェイズ先発のアレック・マノアは7回4安打1失点ながら7敗目(12勝)を喫した。

大谷は1回裏二死1・2塁のピンチを無失点で切り抜けると、2回裏は三者三振。その後も安定したピッチングを続けたが、6回表にルイス・レンヒーフォのタイムリーで1点を先制してもらったあと、6回裏を三者凡退に抑えた時点で球数は94球に達していた。しかし、7回裏も続投し、一死から遊撃アンドリュー・ベラスケスのエラーによる出塁を許したものの、後続を抑えてこの回も無失点。今季最多の109球で7イニングを投げ抜いた。エンゼルスは9回表にベラスケスが貴重な追加点となる8号ソロ。2番手のハーゲットが2イニングを無失点に抑え、リーグ最多となる今季15度目の完封勝利を記録した。

打者・大谷は「3番・DH」でスタメン出場。1回表一死1塁の第1打席は四球、3回表二死走者なしの第2打席は空振り三振、6回表無死1・2塁の第3打席はピッチャーゴロ、8回表一死1塁の第4打席は四球で2打数0安打2四球だった。今季の打率は.260、OPSは.862、防御率は2.67となっている。

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