岡崎慎司、大活躍だったマインツ時代!今こそ推したい「懐かしユニフォーム」

ちょっと懐かしのユニフォームをさらっと軽くご紹介する「Qoly × LFB Vintage」ブログのQoly版。

今回は先日シント=トロイデンへ移籍した岡崎慎司の、マインツ時代のユニフォームを届けします。

マインツ 2014-15 Nike ホーム半袖 ユニフォーム #23 OKAZAKI 岡崎慎司

岡崎がシュトゥットガルトからマインツへ移籍して2シーズン目のユニフォーム。当時のマインツのネームナンバーは、少々ユルくて個性的なフォントデザインが印象に残っています。

2011年1月に加入したシュトゥットガルト時代は、在籍2シーズン半でリーグ10得点。それがマインツでは1年目の13-14シーズンでいきなり15得点し、チームの7位フィニッシュに大貢献。予想以上のゴール数に、クラブやサポーターの大きな期待を背負って臨んだ14-15シーズンでした。

その14-15シーズンもリーグ戦32試合出場で12得点(全公式戦では33試合13得点)を記録。

チーム全体の得点力減少で最終的には11位と前シーズンより順位を下げましたが、岡崎個人はチーム随一の献身的なプレーをしながらこのゴール数。月並みな表現ですが、大車輪の活躍という印象でした。

当時のブンデスリーガには多く日本人選手が在籍。なので試合後のこんな光景もごく当たり前。しかし、その数年前までは日本人選手もほとんどがいなかったわけで、日本人同士で健闘を称えあうシーンに隔世の感を禁じ得ませんでした。ちなみに大迫勇也が着ているのは、ケルンのサードユニフォームです。

当時のユニフォームには両袖にこのパッチをプリント。ブンデスといえば右袖に付けるこの赤いロゴマークですね。時代とともにデザインは若干変わることもありますが、リーグを象徴するロゴです。

左袖に付けていた「Hermes」とは、リーグスポンサーを務めていたドイツの物流企業(配送業者)。何のロゴマークなのか気になっていた人も多いのではないでしょうか。

マインツのホームキットは伝統的に赤ですが、これはホームタウンであるマインツ市の旗・紋章と同じ色。左がその紋章で、描かれているのは街の歴史に深く関係する車輪です。

気のせいかチーム名の略称「M05」をデザインしたエンブレムは、なんとなくこの車輪をモチーフとしたようにも思えます。

2シーズン連続2ケタ得点と持ち前の献身性が評価され、プレミアリーグのレスター移籍へ扉を開いた14-15シーズン。その後のキャリアを考えると、岡崎にとってはターニングポイントとも言えるシーズンだったかもしれません。

そんな14-15シーズンのマインツ岡崎モデル。「Qoly × LFB Vintage」で新品が入手可能です。

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