コロナ、変人軍団、大怪獣・・・喜劇&特撮で描く 「特撮喜劇 大木勇造 人生最大の決戦」公開決定

石井良和監督による映画「特撮喜劇 大木勇造 人生最大の決戦」が、12月9日より劇場公開されることが決まった。また、アメリカで開催されるカンザスシティアンダーグラウンド映画祭での、ワールドプレミア上映も発表された。

「特撮喜劇 大木勇造 人生最大の決戦」は、「トラック野郎」シリーズなどで知られる鈴木則文監督の愛弟子で、「ウルトラマンギンガ」などの特撮作品を多く手がけてきた石井良和監督が、「混迷の時代にこそ、喜劇と特撮を絡めた娯楽映画で楽しんでもらいたい」「日本特撮の《怪獣着ぐるみ》の伝統を後世に伝えたい」という信念のもとに制作した作品。石井監督が慣れ親しんできた怪獣のほか、ギャグ・アクション・ミュージカルなど、石井監督の映画人生と映画観が色濃く反映されたエンターテインメント作品となっているという。

2020年、世界は新型コロナウイルスの脅威にさらされた。リモート生活を満喫していた自称エリートの大木勇造はリストラされてしまう。あわてて再就職したものの、勇造を待っていたのは”銭ゲバ”社長を筆頭に、ブルース・リー信者のフィットネス講師や廃品回収とは名ばかりの粗大ゴミ泥棒、ギャンブル狂の営業担当や着ぐるみの中に引きこもる男など、クレイジーな面々ばかり。身勝手な彼らに振り回されたあげく、最愛の恋人・玲子にもフラれてしまいヤケを起こす勇造。そこに突如として出現した巨大怪獣によって街は大混乱に。失意のどん底に叩き落とされていた勇造が立ち上がる・・・というストーリーが展開される。

主演は「とおいらいめい」の藤田健彦。元HKT48で本作が映画初出演作となった草場愛のほか町田政則らが顔をそろえている。

カンザスシティアンダーグラウンド映画祭の「最高すぎ!クールムービーコレクション(”F*ck Yeah” - A collection of cool movies)」でワールドプレミア上映される。同映画祭ディレクターのウィリー・エバンスは、「『大木勇造 』は、当映画祭へ世界中から寄せられきた映画の中でも飛び抜けてクリエイティブな一本です。底抜けにエネルギッシュで、奇想天外な展開に終始爆笑が絶えません!?」とコメントを寄せている。

【作品情報】
特撮喜劇 大木勇造 人生最大の決戦
2022年12月9日(金)より池袋HUMAXシネマズで劇場公開
配給:Cinemago
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