公園コーデお披露目 12組がファッションショー 下野

公園コーデを披露したショーの参加者たち

 【下野】市内の史跡や公園で着用する“公園コーデ”の写真を募集する「東の飛鳥パークファッションフォトコンテスト」のファッションショーが28日、国分寺の天平の丘公園で行われた。

 コンテストは、市が進める歴史や文化財を活用したまちづくり「東の飛鳥プロジェクト」の一環。同公園近くの甲塚古墳から水玉模様の衣装を着た女性の埴輪(はにわ)が出土したことにちなみ、ファッションで東の飛鳥をPRしようと市が初めて企画した。公園で遊ぶ時の服を着た写真をインスタグラムなどで募集し、41件の応募があった。

 この日は、4千個の灯籠をともすイベント「しもつけ燈桜会(とうおうえ)」のオープニングとして、ファッションショーと表彰式が行われた。ショーには応募した個人や親子など12組が参加。一組ずつコーディネートのポイントを紹介し、ステージでお披露目した。表彰式ではプレイパーク賞や教育長賞など計4賞が、受賞者に贈られた。

 親子コーデ賞を受賞した小山市雨ケ谷新田、主婦岩木真己(いわきまき)さん(45)は「カメラをやっているので写真映えするよう、おそろいのギンガムチェックのワンピースを娘と着ました。受賞できてうれしいです」と話した。

© 株式会社下野新聞社