長崎県内8大学 総合型選抜入試 9月1日一部出願開始

県内8大学の2023年度入試制度別募集定員(各大学の入試要項による)

 2023年度入学者を対象にした長崎県内4年制大学8校の入学試験のうち、総合型選抜の一部の出願受け付けが9月1日にスタートする。11月1日には最初の合格発表がある。
 8大学の募集定員の合計は3961人で、このうち総合型選抜の定員合計は8%弱に当たる306人。同選抜(旧AO入試)は書類審査や面接などを組み合わせて志願者の能力や適性を評価するもので、21年度入試時に現名称へ変わった。大学によっては、総合型選抜の中に下位区分を設け、期間や選考方法を分けて志願者を募集する。
 長崎大は、大学入学共通テストを課さない総合型選抜Ⅰと、同テストを課す総合型選抜Ⅱの一部の出願を、9月1~7日に受け付ける。このうち総合型選抜Ⅰは、同大の募集定員の5%に当たる77人を募集。2次にわたる選考を行い、11月1日に合格発表する。
 長崎純心大、長崎総合科学大、長崎外国語大、鎮西学院大も、9月1日に総合型選抜のエントリーまたは出願の受け付けを開始。いずれも複数回にわたって出願を受け付け選考をする。最も早い合格発表は11月1日。
 県立大は9月14~22日に国際社会学部の総合型選抜の出願を受け付け。活水女子大は同14日から登録を、長崎国際大は10月3日から出願を受け付ける。
 各大学の入試要項を元に計算すると、募集定員に占める総合型選抜の割合は、長崎大7%、県立大2%、活水女子大6%、長崎純心大10%、長崎総合科学大13%、長崎外国語大21%、長崎国際大14%。鎮西学院大は総合型選抜の募集を若干名としている。


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