広島・世羅町のワイナリーで、ことしのワインの仕込みが始まりました。
【写真を見る】ことしのワイン 仕込みがはじまる せらワイナリー(広島・世羅町)
世羅町にある「せらワイナリー」には、町内で収穫された濃厚な甘みと香りが特徴の白ブドウの品種「ハニービーナス」およそ3.1トンが運び込まれ、ワインの仕込みが始まりました。
最初に破砕機に入れて、茎を切り離します。
ことしは暑すぎず、雨もほどよく降ったため、甘味と酸味のバランスが取れたワインに適したブドウになったそうです。
圧搾機で絞り出された果汁にワイン酵母を加え、10日ほど発酵させたあと、タンクで熟成させます。
できあがったワインは、11月上旬からせらワイナリーなどで販売されます。
せらワイナリー 醸造主任 橋本 悠汰 さん
「フレッシュで飲みやすいブドウの持っている本来の香りや味わいを活かしたスッキリとしたワインというのが特長かなと思います。まだ絞った段階ですが、これからいいワインに仕上げていきますので、ぜひ楽しみにお待ちいただいて、できあがったあかつきにはおいしく飲んでいただければ」
せらワイナリーは、ことし7品種のブドウでおよそ6万本のワインを醸造する予定です。