JR宇都宮駅東口の「まちびらき」 11月26、27日に記念行事

ウツノミヤテラス

 【宇都宮】市が官民一体で整備してきたJR宇都宮駅東口地区の新たな誕生を祝う「まちびらき」について、佐藤栄一(さとうえいいち)市長は30日の市議会一般質問で、記念行事に当たるグランドオープニングイベントと記念式典を11月26、27日に行うことを明らかにした。

 オープニングイベントでは、3人制バスケットボール3x3(スリー・エックス・スリー)などのスポーツイベントや著名なアーティストによるコンサートなどを開催。次世代型路面電車(LRT)車両の展示なども予定している。

 これに先立ち、11月上旬からは順次、地区全体を彩るイルミネーションや交流拠点施設「ライトキューブ宇都宮」の内覧会などを実施する。

 まちびらきイベントは、施設所有者や市で7月に発足した実行委員会が検討している。佐藤市長は「本市の新たな魅力を全国に発信し、全市的な交流やにぎわいの創出につなげられるよう取り組む」と述べた。内藤良弘(ないとうよしひろ)氏が質問した。

 東口地区では既に、高度専門病院「宇都宮脳脊髄センター・シンフォニー病院」と複合施設「ウツノミヤテラス」が開業。11月1日の交流広場「宮みらいライトヒル」、同30日のライトキューブ宇都宮の開設をもって、整備事業が一通り完了する。

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