新型コロナウイルス感染症を巡り、川崎市は31日、市内外に住む10歳未満~90代の男女1290人の感染が新たに確認されたと発表した。市は1260人の感染経路を不明としている。感染経路が判明している人のうち、家庭内感染は21人、陽性者との接触者は9人だった。
症状の内訳は、軽症1050人、無症状67人、中等症11人で、162人を調査中としている。
感染者の年代別の内訳は、10歳未満232人、30代220人、20代202人、40代180人、50代151人、10代109人、60代79人、70代55人、80代44人、90代18人だった。
市は、幸区の介護老人保健施設で入所者1人の陽性が判明し、感染者が計5人となり、この施設を新たなクラスター(感染者集団)と認定した。
また、市は31日、地域型保育事業施設「ピュアリー鹿島田保育園」(幸区)で関係者の陽性が判明し、感染拡大の恐れがあるとして、同施設を31日から当面の間、臨時休園すると発表した。