8月のオールスター・チーム DH部門は大谷翔平とプホルスが選出

メジャーリーグ公式サイトのウィル・レイッチ記者は毎月恒例となっている1カ月のオールスター・チームを選出する特集記事を公開し、8月のオールスター・チームの顔ぶれが決定した。アメリカン・リーグの指名打者部門で大谷翔平(エンゼルス)が今季初選出。日本人選手では4月にナショナル・リーグの外野手部門で選ばれた鈴木誠也(カブス)に続いて今季2人目の選出となった。一方、ナショナル・リーグの指名打者部門はアルバート・プホルス(カージナルス)が選出。42歳の大ベテランが7月に続いて2カ月連続でオールスター・チームに名を連ねた。

大谷は8月ここまで27試合に出場して打率.320、7本塁打、17打点、OPS1.030の好成績をマーク。月間7本塁打は5月と並んで今季最多タイ、打率.320、31安打、OPS1.030は今季ベストと打撃面では今季最も充実した1カ月を過ごしている。シーズン通算の本塁打数は29本となり、あと1本で日本人選手では初めてとなる2年連続30本塁打を達成する(シーズン30本塁打を2度記録するのも日本人選手では初めて)。

プホルスは打率.320、3本塁打、OPS.944を記録した7月に続き、8月もここまで22試合に出場して打率.393、8本塁打、16打点、OPS1.335の好成績をマーク。42歳以上の選手による月間8本塁打はメジャー最多タイ記録であり、史上4人目となる通算700本塁打のマイルストーン到達に大きく前進した。カージナルスはシーズン残り32試合。そのなかでプホルスがあと6本のアーチを架けることができるか大きな注目が集まっている。

レイッチ記者が選出した各リーグの8月のオールスター・チームの顔ぶれは以下の通り。

アメリカン・リーグ
捕手:ショーン・マーフィー(アスレチックス)
一塁:ナサニエル・ロウ(レンジャーズ)
二塁:アンドレス・ヒメネス(ガーディアンズ)
三塁:アレックス・ブレグマン(アストロズ)
遊撃:ホルヘ・マテオ(オリオールズ)
外野:アーロン・ジャッジ(ヤンキース)
外野:ランディ・アロザレーナ(レイズ)
外野:カイル・タッカー(アストロズ)
DH:大谷翔平(エンゼルス)
先発:ロビー・レイ(マリナーズ)
救援:ジェームス・カリンチャック(ガーディアンズ)

ナショナル・リーグ
捕手:トラビス・ダーノウ(ブレーブス)
一塁:ポール・ゴールドシュミット(カージナルス)
二塁:ジェフ・マクニール(メッツ)
三塁:ノーラン・アレナド(カージナルス)
遊撃:トレイ・ターナー(ドジャース)
外野:ムーキー・ベッツ(ドジャース)
外野:マイケル・ハリス2世(ブレーブス)
外野:フアン・ソト(パドレス)
DH:アルバート・プホルス(カージナルス)
先発:ザック・ギャレン(ダイヤモンドバックス)
救援:ニック・マルティネス(パドレス)

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