「フルーツバス停」が冷やし団子に! 諫早の「つづみ」考案 23日から販売

新商品を手にする大石社長(左)ら=諫早市役所

 和菓子などの製造、販売を手掛けるつづみ(長崎県諫早市)が、西九州新幹線開業に向けて地元を盛り上げていこうと、インスタ映えスポットで有名な諫早の「フルーツバス停」をイメージした「彩(いろどり) 冷やし団子」を考案した。開業日の9月23日から多良見本店、高来店などで販売する。
 フルーツバス停になっているイチゴ、スイカ、ミカン、メロン、トマトの風味を、ピューレやペーストクリームなどで表現した各団子にみたらし団子を加えた計6種類。くず餅で、柔らかく、ツルッとした食感が特徴。大石将太社長によると、スイカとトマトは味の表現に最も苦労したという。
 パッケージのフルーツバス停は、地元の男子中学生がデザインした。8月30日、市役所で大久保潔重市長に完成を報告した大石社長は「夏場、消費者にどうしたら手に取ってもらえるかを考え、『冷やし』にした。新幹線を使って諫早の名所に足を運んでくれたらうれしい」と話した。
 1本210円。1箱(6種類セット)1260円。


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