発着点周辺を最長7時間半規制 11月13日のおかやまマラソン

 11月13日に岡山市内で開かれる「おかやまマラソン2022」の実行委員会は1日、大会当日の交通規制を発表した。発着点の岡山県総合グラウンド(岡山市北区いずみ町)周辺を最長で7時間半にわたって通行止めとする。恒例のファンラン(5.6キロ)中止に伴い、同市中心部の規制は2019年の前回から一部緩和する。

 県総合グラウンド周辺では国道53号の岡大入口から清心町交差点の区間を午前7時45分~午後3時15分、全線または片側通行止めとする。同交差点から新鶴見橋も午前8時15分~午後3時5分に規制する。

 国道30号や同市南区の千両街道(広域農道)、旭川東岸道路もランナーの通過時刻に合わせて通行を順次制限する。

 一方、前回は桃太郎大通り北側の西川緑道公園沿いがファンランの専用コースとなり、午前中に1時間半程度通行止めにしていたが、今回は規制しない。

 6回目となる大会は新型コロナウイルス感染対策のためフルマラソンのみとし、1万2千人が出場予定。ジップアリーナ岡山(同市北区いずみ町)前をスタートし、シティライトスタジアム(同)でフィニッシュする。

 実行委は渋滞回避のため、交通規制図を載せたチラシ約70万枚を周辺住民に配る。実行委事務局は「あらかじめ規制情報を確認し、マイカー自粛に協力をお願いしたい。新型コロナ対策のため、沿道から大声を出しての応援やランナーとのハイタッチも控えてほしい」としている。

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