【新型コロナ】横浜市 5人死亡、1174人感染 6カ所でクラスター

横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は1日、新たに60~80代の男女5人の死亡と、10歳未満~100歳以上の男女1174人の感染が確認されたと発表した。中等症10人、軽症1112人、無症状49人で、3人の症状が分かっていない。

 市によると、亡くなった5人のうち、3人がクラスター(感染者集団)が発生していた市内施設の入院患者や入居者。

 保土ケ谷区の病院に入院していた同区の80代女性は8月13日に陽性が判明、18日に新型コロナで亡くなった。

 旭区の病院に入院していた同区の80代男性は20日に陽性が判明、30日に新型コロナで亡くなった。このクラスターによる死者は3人目。

 有料老人ホームに入居していた泉区の70代男性は26日に陽性が判明、29日に新型コロナで亡くなった。

 神奈川区の60代男性は4日に陽性が判明、31日に新型コロナによる肺炎で亡くなった。

 南区の70代男性は7月30日に陽性が判明、8月30日に新型コロナによる肺炎で亡くなった。

 新規感染者の年代別は10歳未満が214人で最多。20代165人、30代158人、40代157人、50代137人、10代102人、60代90人、70代73人、80代52人、90代25人、100歳以上1人の順だった。

 市内の新規クラスターは6件。高齢者グループホーム3施設、介護老人保健施設、特別養護老人ホーム、神奈川区の病院で5~15人の感染がそれぞれ確認され、市がクラスターと認定した。

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