【新型コロナ】川崎市 70代男性死亡、1724人感染

川崎市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、川崎市は1日、市内外に住む10歳未満~100歳以上の男女1724人の感染が新たに確認されたと発表した。高津区に住む70代男性の死亡も確認した。市は1671人の感染経路を不明としている。感染経路が判明している人のうち、家庭内感染は32人、陽性者との接触者は21人だった。感染者の症状別は軽症1490人、無症状77人、中等症18人、重症1人、重症1人で、138人を調査中としている。

 市によると、高津区に住む70代男性は訪問診療を受けていた。8月24日に発熱などの症状があり、往診で陽性が判明した。男性は中等症で、症状が悪化し、26日に市内の病院に入院したが、30日に死亡した。死因は新型コロナウイルス感染症だった。

 年代別の感染者数は、30代が289人、40代が279人、10歳未満が277人、20代が227人、50代が183人、10代が148人、60代が130人、70代が92人、80代が75人、90代が21人、100歳以上が3人だった。

© 株式会社神奈川新聞社