「バスにらくがきだ~」ボディーにタイヤに落書きし放題! 園児がイベント体験 広島

広島・福山市の認定こども園「ハイロスハイマ」にやって来たのは、全長およそ12メートルの大型バスです。

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水性クレヨンを手に取る子どもたち…。

先生
「これ、なーに?」

園児たち
「チョコレートがいっぱい」
「クジラの『いない いない ばあっ』です」

ふだん、落書きできない現役のバスに絵や模様を描いていきます。

コロナ禍で園外での活動ができない子どもたちに楽しんでもらおうと、福山に営業所を持つ岡山市の「下電観光バス」が企画しました。

杉木 健那 記者
「子どもたちは、バスのボディだけでなく、反射材やライトなど隅々まで自由に描いています」

2歳から6歳までの園児およそ180人が参加しました。今年度、子どもたちにとっては行事以外で初めてのイベントです。

園児たち
「くろでぬっちゃえ」

手や顔を汚しながらも「巨大なキャンバス」に向かって無我夢中に描いていました。

園児たち
― 何を描いた?
「キングサーモン」
「えーっと…。すな」

バスの四方八方に描いていく中、園児たちにうれしい知らせが入ります。

園長
「OKですか? OKです! タイヤもどうぞ!」

落書きが許可された黒色のタイヤは、色彩豊かに仕上がっていきました。

園児
「またさ、バスにらくがきやりたい。だって、楽しいけえ」

先生
「バスに乗っちゃいますかー?」

園児たち
「おお!」

年長クラスの子どもたちは、最後の思い出にとバスで園の周辺を回る乗車も体験しました。

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