広島高速交通は、広島市内を運行するアストラムラインが、停車する予定だった駅を通過したと発表しました。
2日午前11時23分、広島市中区白島にある城北駅で、本通り行きの列車がホームに停止せず、通過したということです。
城北駅のホームには列車を待っていた乗客が1人いましたが、およそ10分後、別の列車に乗ったということです。
城北駅で列車が通過するときには線路とホームを隔てる「ホームドア」が閉じていて、けが人はいませんでした。
広島高速交通によりますと、運転士は乗務歴21年のベテランですが、「うっかりしていてそのまま通り過ぎてしまった」と話しているということです。常務前の体調確認では運転士の体調に異常はなく、本人も体調に異常はないと話しているといいます。
広島高速交通は、「指差し確認といった基本的な動作を徹底するなど、全ての乗務員に対して改めて指導を行い、再発防止に努めたい」としています。