「とちぎ国体」ゲートボール競技会が開幕 那珂川で本県男女好発進【動画】

公開競技のゲートボールで熱戦を繰り広げる本県男子チームの選手ら=3日午前11時50分、那珂川町小川

 第77回国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」の公開競技のゲートボール競技会が3日、那珂川町の小川総合福祉センター園地で開幕した。全国から各ブロック予選を勝ち上がった男子15チーム、女子13チームが出場し、日本一を目指して4日まで熱戦を展開する。

 新型コロナウイルス禍で3年ぶりの開催。町民ら約30人がボランティアで運営を支え、開始式前には地元の「那須小川まほろば太鼓」が力強い演奏を披露し、北は青森県、南は鹿児島県からの選手らを出迎えた。

 初日は男女各4組に分かれて予選リーグを行い、各組2位以内の男女各8チームが4日の決勝トーナメントへ進出。県勢は男女とも2戦全勝で1位通過した。

 2019年茨城国体女王で、3年越しの連覇を目指す本県女子の安達(あだち)ちあき主将(25)は「目標にしていた大会。挑戦者の気持ちで頑張りたい」と話していた。

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