自転車ロードレースのジャパンサイクルリーグ(JCL)第7戦「キナン古座川ロードレース」は3日、和歌山県の古座川町内ロードレースコース(1周41.6キロ×3周=124.8キロ)で行われ、県勢は宇都宮ブリッツェンの増田成幸(ますだなりゆき)がゴールスプリントでわずかにかわされ、2位だった。チーム総合はブリッツェンが、個人総合は増田が首位キープ。那須ブラーゼンは谷順成(たにじゅんせい)が12位だった。
初開催のレースの舞台は中盤で距離6キロ、獲得標高314キロの山岳を越えるハードな渓谷コース。レースは4人の逃げ集団をいくつかの小集団が追う展開。最終3周目の登坂で先頭集団は増田を含む4人になった。最後は増田が300メートルのロングスパートを仕掛け、3人のスプリント勝負となったが、フィニッシュ目前でネイサン・アール(チーム右京)にかわされた。
県勢2チームは9〜11日、北海道を舞台にした国際ステージレース「ツール・ド・北海道」に参戦する。