カージナルスが逆転勝ちで3連勝 カブス・鈴木は4打数2安打

【カブス4-8カージナルス】@ブッシュ・スタジアム

カージナルスは1点ビハインドの3回裏にヤディアー・モリーナの3点タイムリー二塁打などで一挙6得点のビッグイニングを作り、逆転に成功。8対4でカブスを破り、連勝を3に伸ばすとともに、明日の最終戦を残してカブス3連戦の勝ち越しを決めた。カージナルス先発のアダム・ウェインライトは5回9安打4失点で10勝目(9敗)をマーク。カブス先発のドリュー・スマイリーは3回途中5安打7失点で8敗目(5勝)を喫した。

1回表に3点を先制されたカージナルスは、直後の1回裏にポール・ゴールドシュミットの34号2ランで反撃。3回裏にはトミー・エドマンの13号同点ソロ、タイラー・オニールの13号勝ち越しソロと二者連続アーチでリードを奪い、モリーナの3点タイムリー二塁打、ラーズ・ヌートバーの犠飛でさらに得点を追加して一挙6得点のビッグイニングとなった。5回表にフランミル・レイエスのタイムリーで1点を返されたが、8対4で勝利。4人のリリーバーが各1イニングを無失点に抑え、カブスの反撃を封じた。

カブスの鈴木誠也は「2番・ライト」でスタメン出場。初回の第1打席でショートへの内野安打、2回表の第2打席でもショートへの内野安打を放ち、2試合連続、直近9試合で6度目となるマルチ安打を達成した。4回表の第3打席はレフトライナー、7回表の第4打席は空振り三振に倒れ、4打数2安打1三振。7試合連続安打で同期間は27打数12安打の打率.444と好調を維持しており、今季の打率は.263、OPSは.758となっている。

なお、カージナルスのウェインライトとモリーナは、この試合が通算323試合目の先発バッテリー。タイガースのミッキー・ロリッチとビル・フリーハンが持つ324試合のメジャー記録まであと1に迫っており、日本時間9月9日のナショナルズ戦でメジャータイ記録を樹立する予定だ。

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