イタリア代表、「PUMA最後」となる2022新アウェイユニフォームを発表!

イタリアサッカー連盟(FIGC)とキットサプライヤーのPumaは8月29日、2022新アウェイユニフォームを発表した。

2023年からはadidasとの契約がスタートするイタリアにとって、このユニフォームはPumaによる最後のレギュラーキットとなる。

Italy 2022 Puma Away

2022新アウェイユニフォームは、他のPuma契約国と同じように胸中央にユニークなグラフィックを描き、その中に胸番号を付けるスタイル。よく見るとこの部分には国名の略称“ITA”を薄っすらとプリントしている。

今回のデザインはイタリア国旗に着想を得たもので、胸や袖口を国旗のトリコロールカラーで彩る。首周りにはチームカラーのブルーを採用。エンブレムの両脇にはゴールドのトリムを配しているが、これは代表チームの過去の栄光を称えたものだという。

パンツとソックスはどちらもブルーを基調としたデザインで、上から「白-青-青」が基本スタイルになる。

FIGCとPumaは2003年からパートナーシップを開始。以来20年間を共に歩み、2006年のワールドカップ(ドイツ大会)と2021年の欧州選手権(EURO2020)という、欧州の代表チームにとっての2大タイトルを獲得した。

胸番号はこのような感じでプリントされる。実は今回公開されたビジュアルイメージでは、番号のみと、番号下に小さく“ITALIA”が入る2種類を確認できる。この2つの違いについては、現時点で詳細は不明。

この新ユニフォームは、まず女子代表が9月3日に行われたW杯予選で初使用。男子代表は23日にホームでイングランドと、26日にアウェイでハンガリーとそれぞれ対戦するが、この代表戦で新アウェイユニフォームを初めて着用するものと思われる。

通常のキットとしてはこれが最後のPuma製となるが、最後の最後に20年間のパートナーシップを締めくくる特別ユニフォームの発表を期待したい。

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