明治安田J2第34節最終日(4日・シティライトスタジアムほか=3試合)前節3位ファジアーノ岡山は2―0で同6位町田に快勝し、3連勝で勝ち点60(16勝12分け6敗)とした。順位に変動はないが、2位新潟に勝ち点5差に迫った。
熊本は大宮に1―0で競り勝って同54で5位。栃木―群馬は1―1で引き分けた。
岡山2―0町田
前半1―0
後半1―0
岡山 16勝12分け 6敗(60)
町田 14勝 7分け13敗(49)
【評】ファジアーノ岡山は攻守に隙のない試合運びで連勝を3に伸ばした。前半5分、河井のシュートのこぼれ球に素早く反応した田中が右足を振り抜いて先制。その後は主導権を握られる時間が長かったものの、後半9分、佐野の鮮やかなミドルで突き放し、相手の勢いをそいだ。守っては全員が労を惜しまずボールを追い続け、ピンチの芽を摘み3戦連続の無失点。
町田はフィニッシュの精度を欠いた。