ヤンキースが接戦を制して5ゲーム差に ジャッジは自己最多の53号

【ヤンキース2-1レイズ】@トロピカーナ・フィールド

ヤンキースは2点リードの9回裏にクローザーのクレイ・ホームズが1点を失ったものの、2対1でレイズに勝利。首位攻防3連戦の被スイープを回避し、2位レイズとのゲーム差を5に広げた。ヤンキース先発のフランキー・モンタスは5回1安打無失点の好投で5勝目(11敗)、5番手のホームズは18セーブ目をマーク。レイズ先発のショーン・アームストロングはアーロン・ジャッジに53号先頭打者アーチを浴び、2敗目(2勝)を喫した。

首位攻防3連戦の被スイープだけは回避したいヤンキースは、1回表にジャッジがキャリアハイを更新する53号先頭打者アーチを放って先制。先発のモンタスは球数こそ多かったものの、5回93球を投げて被安打1、奪三振7、無四球、無失点の好投を見せた。なかなか追加点を奪えなかったヤンキースだが、7回表無死1・3塁からオスワルド・カブレラの犠飛で1点を追加。9回裏にホームズがフランシスコ・メヒアにタイムリーを浴び、さらに二死2・3塁のピンチとなったが、なんとかリードを守り抜いた。

ジャッジは2試合連続の一発となり、シーズン64本塁打ペースに。1961年にロジャー・マリスが記録したシーズン61本塁打のアメリカン・リーグ記録&球団記録の更新を十分に狙えるペースとなっている。9試合連続ノーアーチのあと、12試合で7本塁打を量産しており、レギュラーシーズン残り28試合でリーグ新記録が誕生する可能性は高そうだ。大谷翔平(エンゼルス)とのMVP争いの行方にも注目が集まっている。

© MLB Advanced Media, LP.