都市型スポーツの普及や魅力発信に取り組む「岡山県アーバンスポーツ協会」が設立され、競技関係者が6日、岡山市内で会見を開いた。競技の垣根を越えて連携し、選手強化や地域活性化につなげる。
自転車BMX、2024年パリ五輪で初採用のブレイクダンス(ブレイキン)、体全体を使ってアクロバティックにボールを操る「フリースタイルフットボール」、地面を蹴って進む幼児用二輪車「ランバイク」、ドローンレースの計5競技で構成。設立は5日付で、理事長には全日本フリースタイルBMX連盟(岡山市)の出口智嗣理事長が就任した。
さまざまなアーバンスポーツを一度に楽しめるイベントを企画し、競技人口拡大やファンの掘り起こしにつなげるほか、全国大会も誘致する。第1弾として17、18日に岡山市中心部の4会場でBMX、フリースタイルフットボール、ブレイキンの大会やランバイクの体験会を同時開催する。
この日、理大付高の室内練習場で会見した出口理事長は「選手が地元に支えられて成長できる環境を築いていく。アーバンスポーツを通じ、岡山を盛り上げていきたい」と話した。