岡山市北区北長瀬表町の岡山ドーム東隣特設会場で7日まで開催している木下大サーカス岡山公演(山陽新聞社主催)は、閉幕を前に6日も多くの家族連れらが訪れ、多彩な演目で構成されたスリル満点のステージを楽しんだ。
大型で強い台風11号の接近で、6日朝まで開催の可否が検討されたが、大荒れの天気にはならず、予定通り2回実施。開演前からチケットを買い求める観客の姿がみられた。
迫力ある容姿ながら、愛らしいしぐさが魅力のゾウや、ホワイトライオンによる動物芸のほか、オートバイ3台が鉄製の球体の中を衝突すれすれに走行するオートバイショー、地上13メートルを華麗に飛び交う空中ブランコなどを披露。ポールの上で逆立ちしてポーズを決めるハンドスタンディングアクトは、目隠しをする演技が岡山公演で新たに加わった。いずれのショーも会場を沸かせていた。
めいと来場した会社員女性(28)=岡山市=は「ずっと訪れたいと思っていたが、最終盤に来ることができた。素晴らしい演技を見せてくれた団員さんの集中力に感心した」と話していた。
問い合わせは、岡山公演事務局(086―241―0045)。